結果レビュー
イベントMCを務めさせていただきました横井です。
参加者の方がほとんどハッカソン未経験者ということで、正直なところ作品を完成させる事ができるのか…?運営、メンター共にすこしばかり不安を感じつつ始まった当大会でした。
ーですが、そんな不安もなんのその!?
なんと、全チームが初めてにもかかわらず作品を完成させ、YouTubeへの動画投稿まで完了するという素晴らしい結果となりました。
参加者さんの頑張りには本当に感動しました!
みなさんへの敬意を表しまして、全作品にレビューをさせていただきました。
拙い点もございますが、優しい気持ちで、生暖かーく見ていただければ幸いです。
イベントの様子をPANORAさんが記事にしてくださいましたので、是非そちらもご覧ください。
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最優秀賞
チーム:サンコイチ 【自己紹介】 はじめまして!あけびです。 【Vtuberハッカソン岡山】
ほとんどのチームが企画勝負いわゆる「ネタ」に走る傾向が多いなか、あえて王道をつらぬいた作品ではないでしょうか。
また、非常にテンポの良い編集で飽きずにサラっと見れてしまうあたり初めてとは思えないセンスを感じました。
あと、他のチームが制限時間いっぱいまで作業をしているなか、このチームは1時間以上前に終えて談笑していたのには驚きました。 |
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upd8賞
チーム:マクロファージ SAIBOU 人間の胃の中のSAIBOU(細胞)を題材にした斬新な企画で、細胞系VTuberという今までにない(少なくとも著者は知らない)新しいジャンルに切り込んだ作品です。 とはいっても決して難しく感じるわけでなく、ゆるキャラのようなデザインを採用し、万人ウケするビジュアルにうまく落とし込んでいます。 細胞だけに分裂する。ただし、分裂するたびにおバカになってしまう…といった設定がしっかりと練られている点や「ペクチン、リパーゼ、アミラーゼ」といった消化酵素?をネタにしたキャラクターのセリフは一度聞くと耳に残り、見た人の印象に残りやすい作品に仕上がっています。 開発メンバーに医師さんがいるということもあってか、現代人が抱える胃の悩みもリアルに描かれていて、個人的に企画においては一番刺さった作品でした。 |
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KLab賞
チーム: DreamCastle
夢見の園~VTuberハッカソン岡山大会参加制作~
美少女3人ユニットという難易度が高い制作に挑戦した作品です。
しかし、完成してみれば背景にも3Dモデルを使用し、カメラワークも全チームのなかで最も派手な動きをしており、目標にしていたコンセプトの「綺麗さ、派手さ」を見事に達成しています。 デザイナーやエンジニアの層が厚かったチームでしたので、反面、演技が得意な人は3人集まらず、キャラクターのモーションが少なめだったのが惜しい!と感じました。(演出が派手なだけになおさら) 次回から中の人は恥ずかしがらずに演技するともっと良くなると思いますよ。 あ…「中の人などいない」でしたね(笑) |
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山佐賞
チーム:レインボーレイ
雨の少女~レイちゃん、宇宙に行く~
本大会唯一、男性ばかりのチームです。 しかしながらデザインになれたメンバーがおらず、1日目の企画発表時にキャラクターイメージが無いといった厳しい現実から、今だから本音を明かすと個人的に一番完成が危ぶまれたチームだったんです。
そんななか仕上がった作品はというと…
いつも周りに雨が降っている少女という一見すると暗いイメージの美少女が繰り広げる、実はやさしい世界。 |
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ドキドキしたで賞
チーム: 中野人形店
ぐるみチャンネル
ある意味、食いつかせるのが上手かった作品です。
しばらくして美少女キャラが登場したときには、会場全体が安堵の空気に変わったのを感じました。(笑)
「美少女の日常」と「生きているぬいぐるみ」というのは、非常に相性の良さそうな組み合わせです。 |
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大本命だったで賞
チーム:眷属
カザリンチャンネル
その賞名のとおり最優秀賞大本命チームの作品です。
またチームビルド後も社会人が中心となって順調に開発を進めているさまは、他チームの危なげな感じと違って、ここは間違いなく凄い作品を出してくるだろうと誰もが想像していました。
キャラクターモデル、テロップのフォント選び、バストアップからの導入シーン構成など、パッと見のクオリティはプロでも十分通用するレベルでした。
アドバイス
最後に少しでも参考になればと、簡単に3つのポイントをまとめてみました。
この3つは、技術的に難しいことではありませんが、最初から意識できているのといないとでは、完成度『まとまり』に大きな差がでるでしょう。
あとがき
さて、ということで全作品のレビューを書いてみましたが、まだまだこんなもんじゃ書き足りないくらいにみなさんの頑張りは凄かった!
私自身がみなさんと同じ年齢のときに、そんなにやれていたか? そんなにも素晴らしいみなさんの才能を眠らせておくのはもったいないですから、ぜひ今回のイベントをきっかけに今後も創作活動を続けていってもらえれば、こんなに嬉しいことはことはありません。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 2018年9月末 横井 |